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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年9月13日

治験依頼者
アムジェン株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
進行小細胞肺癌
管理ID(治験ID)
治験名

2ライン以上の前治療を受けた進行小細胞肺癌患者を対象としたタルラタマブ(AMG 757)の第IIIb相、多施設共同、単群、拡大治験

治験のフェーズ
第3相
問い合わせ先
お問い合わせ窓口:clinicaltrials_japan@amgen.com
治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AMG 757 治験薬一般名(日本語):タルラタマブ 治験薬一般名(英 語):tarlatamab

治験の概要

本治験の目的は、進行SCLC患者さんを対象として、タルラタマブについて理解を深め、2つ以上の前治療を受けた進行SCLC患者さんに使用しても安全かどうか、何らかの副作用が起こるかどうか調べることです。また、患者さんにタルラタマブの利用機会を提供することでもあります。

本治験では、①同意書への署名時点で18歳以上の方、②SCLCと診断された方、③腫瘍が広範囲に渡っており放射線治療の対象ではない方、④プラチナ製剤を基本とした治療と、少なくとももう一つの治療を実施された方、⑤パフォーマンスステータスが0または1である方、⑥十分な血液学的機能や臓器の機能がある方等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

本治験で用いられているタルラタマブは、特定の抗体に結合して体の免疫系を刺激することで、がん細胞を死滅させる分子です。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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