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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年5月16日

治験依頼者
グラクソ・スミスクライン株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん
子宮体がん
子宮体癌
管理ID(治験ID)
治験名

日本人の初発の進行又は再発子宮体癌患者を対象とした、dostarlimab、カルボプラチン及びパクリタキセルの併用療法後、dostarlimab 単剤療法を行う治療法を評価する第II 相、多施設共同、非盲検、単群試験(RUBY-J)

治験のフェーズ
第2相
問い合わせ先

グラクソ・スミスクライン株式会社 開発本部

メール:jp.gskjrct@gsk.com、電話:0120-561-007

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):Dostarlimab

PD-1というたんぱく質に結合し、免疫システムががんを認識できないようにするシグナルの1つを阻止することで、免疫システムを助けます。これにより、免疫システムががん細胞を攻撃し、破壊するのを助ける可能性があります。

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):パクリタキセル 治験薬一般名(英 語):-

細胞分裂(細胞増殖)を行うためには、微小管と呼ばれる成分の働きが重要になります。その微小管の働きを阻害し、細胞分裂の過程を停止させ、がん細胞を死滅に導きます。

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):カルボプラチン 治験薬一般名(英 語):-

がん細胞は細胞分裂が活発であるという特徴があり、DNA合成後に細胞分裂が行われます。白金製剤であるカルボプラチンはDNAに対して橋を架けるように繋ぐことにより、DNA合成を阻害し、細胞分裂の過程を停止させ、がん細胞を死滅に導きます。

治験の概要

本治験の目的は、日本人の初発進行又は再発子宮体癌を対象として、dostarlimab、カルボプラチン及びパクリタキセルの併用投与後にdostarlimabを単剤投与する治療法の有効性を評価することです。

治験に参加するための条件は、

・同意説明文書に署名できる方

・同意される時点で18歳以上の女性

・組織学的又は細胞学的に確認された初発進行又は再発子宮体癌を有する方

・dMMR/MSI-H又はMMRp/MSSの分子サブタイプを有することが確認されている方

などがあります。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

専門家による医学的判断の結果、登録条件を満たす方には治験治療が開始されます。

なお、本治験の治験治療は日本人における安全性及び有効性が確立していないため、慎重に試験を進めます。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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