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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年5月16日

治験依頼者
アムジェン株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
非小細胞肺癌(NSCLC)
管理ID(治験ID)
治験名

KRAS p.G12C変異陽性かつPD-L1陰性の臨床病期IIIB/C又はIVの非扁平上皮非小細胞肺癌患者を対象に一次治療としてのソトラシブとプラチナダブレットの併用療法をペムブロリズマブとプラチナダブレットの併用療法と比較する第III相試験(CodeBreaK 202)

治験のフェーズ
第3相
問い合わせ先

メール:clinicaltrials_japan@amgen.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AMG 510 治験薬一般名(日本語):ソトラシブ 治験薬一般名(英 語):sotorasib

治験の概要

本治験の目的は、治療中や治療後に癌が進行せず安定した状態である期間(無増悪生存期間[PFS]と呼ばれます)について、ソトラシブおよびプラチナ製剤を含む化学療法の併用投与を受けた患者さんと、ペムブロリズマブおよびプラチナ製剤を含む化学療法の併用投与を受けた患者さんを比較することと、治療が副作用を引き起こすかどうか調べることです。

本治験では、①組織学的または細胞学的に非扁平上皮NSCLCと確定診断されていること、②臨床病期IIIB/C期またはIV期のNSCLCであること、③転移性または治癒不能の疾患に対する全身抗癌療法による治療歴がないこと、④米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOG)のパフォーマンスステータス(患者さんの日常生活の制限の程度を示す指標)が0または1であること等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けていただく必要があります。

病院名 jRCTを参照

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