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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年11月13日

治験依頼者
アストラゼネカ株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【脳腫瘍、眼のがん】などの脳・神経・眼のがん
脳腫瘍
再発多形性膠芽腫
管理ID(治験ID)
治験名

多形性膠芽腫患者及び固形がんの脳転移患者を対象に、放射線療法併用下でAZD1390を漸増投与したときの安全性、忍容性、及び薬物動態を評価する第I相多施設共同試験

治験のフェーズ
第1相
問い合わせ先

治験情報窓口メールアドレス(RD-clinical-information-Japan@astrazeneca.com)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AZD1390 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

AZD1390は、非常に強力な、ATM選択的キナーゼ阻害剤であり、ゲノム中のATM依存性シグナル伝達やDNA二重鎖切断の修復をブロックします。

治験の概要

本治験の目的は、再発多形性膠芽腫を対象にAZD1390を放射線療法と併用したときの安全性及び忍容性について調べることです。

本治験では、

①18歳以上であること、

②原発又は転移性腫瘍の組織試料を提供できること、

③KPS(カルノフスキーパフォーマンスステータス)が60以上であること、

④組織学的に膠芽腫の診断が確定していること、

⑤脳腫瘍に放射線療法を受けた後、再発していること、

⑥臓器及び骨髄の機能が保たれていること、

⑦脳腫瘍を原因とするけいれん発作が安定していること、等の条件を満たすこと等を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。本治験はAZD1390の投与と放射線治療を併用して治療を行います。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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