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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年2月5日

治験依頼者
アムジェン株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
非小細胞肺癌
管理ID(治験ID)
治験名

MTAPホモ接合性欠失を有する進行性胸部腫瘍患者を対象としてAMG 193を単剤投与又は他の治療法と併用投与したときの安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第Ib相試験(マスタープロトコル) MTAPホモ接合性欠失を有する進行性非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象にAMG 193をカルボプラチン、ペメトレキセド及びペムブロリズマブと併用、カルボプラチン、パクリタキセル及びペムブロリズマブと併用又はペムブロリズマブと併用したときの安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第Ib相試験(サブプロトコルA)

治験のフェーズ
第1相
問い合わせ先
お問い合わせ窓口: clinicaltrials_japan@amgen.com
治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AMG 193 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-
治験の概要

本治験の目的は、投与したときに安全なAMG 193の用量、治験薬を投与されている間にどのように感じるか、身体と治験薬との相互作用はどのようなものかについても調べることです。

本治験では、

①18歳以上である、

②保存腫瘍組織又は保存ブロックを利用できること、

③ホモ接合性MTAP欠損を有すること、

④経口投与の治験薬を飲み込むことが可能で、経口投与を維持することができること、

⑤固形がんの効果判定基準第1.1版(RECISTv1.1)で定義された測定可能病変を有すると判定されていること等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

本治験で用いられている治験薬 AMG 193は、MTAP欠損を伴う癌細胞においてPRMT5の活性を阻害し、癌を特異的に死滅させます。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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