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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年3月7日

治験依頼者

アッヴィ合同会社

疾患名(jRCTに掲載) 【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん
食道がん 胃がん その他の消化管のがん
手術不能,進行又は転移のある組織学的又は細胞学的に確認された胃腺癌,胃食道接合部腺癌又は食道腺癌
管理ID(治験ID)
治験名

局所進行切除不能又は転移のある胃腺癌(胃食道接合部又は食道を含む)患者を対象に,一次治療としてフルオロウラシル,ロイコボリン及びbudigalimabと併用したときのABBV-400の安全性,有効性及び至適用量を評価する第II相無作為化試験(AndroMETa-GEA-977)[M24-977]

治験のフェーズ

第2相

問い合わせ先

アッヴィ合同会社問い合わせ窓口:くすり相談室連絡先:AbbVie_JPN_info_clingov@abbvie.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:ABBV-400 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

ABBV-400は,細胞毒性を有するTop1阻害剤をc-Met過剰発現細胞に送達する。ABBV-400が細胞表面上のc-Metに結合すると,抗体薬物複合体(ADC)の内在化,リンカーの切断及びトポイソメラーゼ1(Top1)阻害剤又はペイロードの細胞内放出が誘導され,その結果,細胞傷害性細胞死が生じる。

治験成分記号:ABBV-181 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):Budigalimab

プログラム細胞死受容体1(PD-1)阻害剤

治験の概要

本治験の目的は,未治療の進行又は転移のあるGEA患者を対象に,ABBV-400と5-FU,LV及びbudigalimabの併用療法は,FOLFOX及びbudigalimabと比較して安全に投与でき,臨床転帰を改善できるという仮説を検証することです。本治験では、以下の基準にあてはまる患者さんに参加をお願いしています。

・手術不能,進行又は転移のある組織学的又は細胞学的に確認された胃腺癌,胃食道接合部腺癌又は食道腺癌を有する。

・RECIST第1.1版に基づく測定可能病変が認められる。

・Eastern Cooperative Oncology Group (ECOG) performance status (PS)が0又は1。

・IHC 0若しくは1+又はFISH陰性と定義されるHER2陰性の腫瘍を有する。

・スクリーニング時にPD-L1のステータスが確認されている,又は無作為化前に実施医療機関又は中央検査機関でのPD-L1検査用の腫瘍組織が入手可能である。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では,ランダム化が行われ,専門家による医学的判断の結果,登録の条件を満たす方には治験薬が投与されます。なお,本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので,それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。また,実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり,治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め,本治験への参加の可能性がある場合には,治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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