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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年9月5日

治験依頼者

第一三共株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)
管理ID(治験ID)
治験名

進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)患者を対象に一次治療の導入療法又は維持療法としてカルボプラチン併用下又は非併用下でイフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)(B7-H3抗体薬物複合体)をアテゾリズマブと併用投与する多施設共同、非盲検、第Ib/II相試験(IDeate-Lung03)

治験のフェーズ

第1-2相

問い合わせ先

臨床試験情報公開窓口

dsclinicaltrial@daiichisankyo.co.jp

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):イフィナタマブ デルクステカン 治験薬一般名(英 語):-

B7ファミリーに属する免疫調節分子の一つであるB7-H3と特異的に結合するヒト化モノクローナル抗体と薬物(トポイソメラーゼI阻害薬)をリンカーを介して結合した抗体薬物複合体(ADC)

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):アテゾリズマブ 治験薬一般名(英 語):-

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):カルボプラチン 治験薬一般名(英 語):-

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):エトポシド 治験薬一般名(英 語):-

治験の概要

<治験の目的>

ES-SCLC患者を対象として、イフィナタマブ デルクステカンと他の抗がん剤との併用の副作用(安全性、忍容性)などを調べます。

<主な参加の基準>

・一次治療が必要なES-SCLCの方

・ES-SCLCに対して、カルボプラチン、エトポシド、アテゾリズマブによる4サイクルの一次治療の導入療法を受けており効果が持続している、またはES-SCLCに対する治療歴がない方

コホート毎に参加の基準が異なります。

<主な参加不可の基準>

・orlotamab、enoblituzumabなどのB7-H3を標的とする薬剤による治療を受けた方

・エキサテカン誘導体を構成成分とするADC(例: トラスツズマブ デルクステカン)による治療を受け、副作用により投与を中止した方

・免疫チェックポイント阻害剤による治療を受けた方(コホート1 パートAのアテゾリズマブは除く)

・6ヵ月以内に脳血管発作、一過性脳虚血発作などの動脈血栓塞栓性の疾患になった方


ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

この治験では、専門家による医学的判断の結果、参加の基準を満たす方に、治験薬(イフィナタマブ デルクステカン)と他の抗がん剤の併用投与をおこないます。どれが選択されるかはご自身でお選びいただけません。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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