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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年11月22日

治験依頼者
第一三共株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【喉頭がん、甲状腺がん】などの頭頸部のがん
喉頭がん 舌がん 中咽頭がん 下咽頭がん 口唇がん 口腔がん その他の頭頸部のがん
【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん
食道がん 胃がん 大腸がん
【肝細胞がん、膵臓がん】などの肝臓・胆のう・膵臓のがん
肝細胞がん 膵臓がん
【膀胱がん、腎細胞がん】などの腎・尿管・膀胱のがん
腎盂尿管がん 膀胱がん その他の腎・尿管・膀胱のがん
【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん
子宮体がん
子宮内膜癌、頭頸部扁平上皮癌、膵管腺癌、大腸癌、肝細胞癌、食道腺癌/食道胃接合部腺癌/胃腺癌、尿路上皮癌、卵巣癌、子宮頸癌、胆道癌、HER2低発現乳癌、HER2 IHC 0 BC、皮膚悪性黒色腫
管理ID(治験ID)
治験名

再発又は転移性固形癌患者を対象とした、イフィナタマブ デルクステカン(I-DXd)の有効性及び安全性を評価する、がん種横断的、非盲検、第II相試験

治験のフェーズ
第2相
問い合わせ先

臨床試験情報公開窓口

dsclinicaltrial@daiichisankyo.co.jp

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):イフィナタマブ デルクステカン 治験薬一般名(英 語):-

B7ファミリーに属する免疫調節分子の一つであるB7-H3と特異的に結合するヒト化モノクローナル抗体と薬物(トポイソメラーゼI阻害薬)をリンカーを介して結合した抗体薬物複合体(ADC)

治験の概要

<治験の目的>

固形がん患者を対象として、イフィナタマブ デルクステカンの効果(有効性)を調べます。

<主な参加の基準>

・進行性/転移性腫瘍に対する薬物治療の実施中または実施後の画像評価で病態の進行(PD)がみられた方

・子宮内膜がん:プラチナ製剤を含む全身療法および免疫チェックポイント阻害剤を含むレジメン(併用療法または逐次療法)の実施後に再発または進行した方

・頭頸部扁平上皮がん:最大2ラインのプラチナ製剤を含む治療および免疫チェックポイント阻害剤治療(併用または別々のレジメン)を実施後に進行または不耐容になった方

・膵管腺がん:1ラインの全身療法後に再発または進行した方

・大腸がん:生物学的製剤を併用下または非併用下で1ラインの全身療法後に再発または進行し、トポイソメラーゼI阻害剤による治療歴がない方

・肝細胞がん:1ラインの免疫チェックポイント阻害剤を含むレジメン(併用療法または単剤療法)による治療後に再発または進行した方

・食道腺がん・食道胃接合部腺がん・胃腺がん:1ラインの全身療法後に再発または進行した方

・非扁平上皮非小細胞肺がん:1ライン以上の全身療法後に再発または進行し、actionable遺伝子変異を標的とする治療の対象とならない方

・尿路上皮がん:1ラインの免疫チェックポイント阻害剤を含む全身療法(化学療法との併用療法または逐次療法)後に再発または進行した方

<主な参加不可の基準>

・orlotamab、enoblituzumabなどのB7-H3を標的とする薬剤による治療を受けたことがある方

・エキサテカン誘導体を構成成分とするADC(例: トラスツズマブ デルクステカン)による治療を受け、副作用により投与を中止した方

・活動性の脳転移、脊髄圧迫、髄膜がん腫症を併発している方

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

この治験では、専門家による医学的判断の結果、参加の基準を満たす方に、21日毎に治験薬(イフィナタマブ デルクステカン)の投与(静脈点滴)をおこないます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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