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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年5月31日

治験依頼者
中外製薬株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【白血病、悪性リンパ腫】などの血液・リンパのがん
多発性骨髄腫
多発性骨髄腫
管理ID(治験ID)
治験名

再発または難治性多発性骨髄腫患者を対象とした、Cevostamabの治験(CAMMA 1試験)

治験のフェーズ
第1相
問い合わせ先

中外製薬株式会社 clinical-trials@chugai-pharm.co.jp

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:RO7187797(Cevostamab) 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

Cevostamabは、骨髄腫細胞上に発現しているFc レセプター-ホモログ 5(FcRH5)とリンパ球の一種であるT細胞上に発現しているCD3というタンパク質にそれぞれ結合することによって、抗腫瘍効果を誘導することが期待される治験薬です。

治験の概要

本治験の目的は、再発または難治性の多発性骨髄腫(R/R MM)患者さんを対象に、Cevostamab単剤療法、Cevostamabとポマリドミドおよびデキサメタゾンの併用療法(Pd 療法)、またはCevostamabとダラツムマブおよびデキサメタゾンの併用療法(Dd 療法)における、安全性、忍容性、薬物動態、薬力学を調べることです。本治験にご参加いただくための主な条件は以下の通りです。・文書による同意が得られる方・多発性骨髄腫を再発された方,あるいは他の多発性骨髄腫の治療の効果が不十分だと判断された方・全身状態(日常生活の制限の程度)が良好な方・骨髄生検および骨髄吸引検体の提供に同意が得られる方ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

日本ではCevostamabとPd療法のみ実施します。Cevostamab+Pd療法には2つの群があり、スクリーニング検査の後にこの治験に適格であると判断された患者さんはどちらか一方の群に参加していただきます。2つの群の違いは、Cevostamabの目標用量が異なる点です。専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治験薬が投与されます。なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。また、使用する治験薬による副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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